著者:黒野十一
出版社:新潮社
本体価格:1,800円
カジノに関して書かれた本の中で傑作と言えるでしょう。第一部でカジノの歴史・概観にふれられ、第二部で第三部でゲームの紹介をされています。著者が最も好きなゲームであるブラックジャックは第三部で独立して紹介されています。
第四部では必勝法と資金管理について述べられています。この第四部は、当サイトの「システム戦法」の紹介ページでたいへん参考にさせていただきました。
第五部では、ラスベガス、アトランティックシティを始めとする世界のカジノについて、著者の実際の経験を基に詳しく述べられています。
巻末に付録として紹介されているギャンブル紳士録とギャンブルの登場する小説と映画についてもなかなか興味深いです。
管理人はこの本を何度も読み返しています。320ページありますので、読み応えはありますが、とても面白いです。
著者:黒野十一
出版社:新潮社
本体価格:1,400円
(1)のダイジェスト版といった感じの本です。(1)の核となる部分が収録されています。
2004年5月30日発行ですが、もちろんアップデーティングされています。
2003年5月のポーカーワールドシリーズの話、2004年3月ロンドンの「リッツ」で東欧人3人組が130万ポンドを荒稼ぎした話(ただし真偽不明)が、それぞれポーカー、ルーレットのゲームの紹介に追加して掲載されています。
残念なのは、カジノで名を売った日本人の話が掲載されていないことです。
特に1990年5月のサムライ柏木とトランプカジノの6日間の決闘の話は迫力満点だっただけに、こちらにも掲載してほしかったです。
著者:マイケル・コニック / 訳:真崎義博
出版社:文藝春秋
本体価格:714円
ギャンブル関係の本ですと、たいていゲームそのものの話になってしまいます。ところが、この本は、実在の人物にスポットを当てて、関係者のインタビューも含めながら、ギャンブラーの人物像、人生について書かれています。
クラップスで77万7千ドル賭けた男の話も載っていますし、競馬界の大御所アンドリュー・ベイヤーの話も載っています。
管理人は、後半で紹介されているポーカー・チャンピオンの話が好きです。フィル・ヘルマス・ジュニアとハック・シード、そしてニック・ザ・グリーク・ダンドロスと死闘を演じたジョニー・モスが登場します。
人物の話の他に、「ザ・ベストとザ・ワースト」で、カジノにおける控除率が最良のゲームと最悪のゲームが紹介されています。
さらに、「新しいもの、ちがったもの、負かせないもの」で、「カジノ・ウォー」(控除率2.88%)、「カリビアンスタッドポーカー」(控除率5.3%)、「レット・イット・ライド」(控除率3.5%)、「スパニッシュ21」(控除率0.8%)はプレイすべきでないと説明されています(記載の控除率は最良のプレイをした場合です)。
「スパニッシュ21」は、10が4枚抜かれて48枚のカードでプレイするからだそうです。0.8%でも十分低いと思いますが、著者は伝統的なブラックジャックは悪くても0.5%だと述べて、「スパニッシュ21」は避けるべきと主張してます。