史上最悪かもしれない期待回収率を誇る日本の宝くじについて考えてみたいと思います。下表は、2004年の年末ジャンボ宝くじの内訳です。
| 等級 | 当せん金(円) | 本数(本) | 払戻金額(円) | |
|---|---|---|---|---|
| 1ユニット | 74ユニット | |||
| 1等 | 200,000,000 | 1 | 74 | 14,800,000,000 |
| 1等の前後賞 | 50,000,000 | 2 | 148 | 7,400,000,000 |
| 1等の組違い賞 | 100,000 | 99 | 7,326 | 732,600,000 |
| 2等 | 100,000,000 | 2 | 148 | 14,800,000,000 |
| 3等 | 1,000,000 | 10 | 740 | 740,000,000 |
| 4等 | 100,000 | 100 | 7,400 | 740,000,000 |
| 5等 | 3,000 | 100,000 | 7,400,000 | 22,200,000,000 |
| 6等 | 300 | 1,000,000 | 74,000,000 | 22,200,000,000 |
| 年末ラッキー賞 | 10,000 | 30,000 | 2,220,000 | 22,200,000,000 |
| 総払戻金額 | 105,812,600,000 | |||
販売予定本数が74ユニット(発売本数7億4,000万枚)で2,220億円なので、期待値は105,812,600,000円÷222,000,000,000円で算定することができます。
予想どおり低く、たったの47.66%です。1等が当たる確率は、0.00001%(74本÷740,000,000本)という想像できないほどの低さです。これはボッタクリ以外の何物でもありません。だから手を出さないというのは、たいへん賢明な選択です。
ですが、前後賞を含めて3億円という金額を手にできる機会はなかなかありません。捨ててもよいお金でしたら、金額を定めて購入することもよいのではないかと思います。
問題は、購入の仕方です。連番とバラの2通りがあるわけですが、どちらで購入すべきでしょうか?
確率を考えれば、どちらも同じです。ところが、1等の場合、前後賞という特殊な賞があります。ダークネスならば、この前後賞を考えて、連番で購入します。
これは多分に心理的な理由によります。仮にバラで前後賞が当たった場合、「5,000万円当たった!」と思うよりは、「1番違いで2億円逃した!」と思ってしまうからです。また運良く1等の2億円が当たっても、「なんだ、(前後賞2本の)1億円損したよ!」と思ってしまうことでしょう。
連番で買えば、下1桁が端の番号で当たらない限り、3億円を独占できます。どうせなら、当たった場合のことを考えておきましょう。
宝くじは、期待値の面では間違いなくスロットに劣ります。スロットは低くても、だいたい90%は保持しますから。
しかし、スロットは、多くの方がご経験されていらっしゃると思いますが、たいへん熱くなりやすいです。いつの間にか、自分で設定したデッドラインを超えてボタンを押してしまっています。そのため、ハウスエッジは低くても、損失がどんどん累積していきます。
一方、宝くじは、発売開始から当選番号発表まで期間が約1ヶ月あります。この間、買い増したり、別の宝くじを買わなければ、損失は増えません。そして、たいていの人は一度買ったら、抽選まで忘れているものです。
期待値を見る限り、スロットの方が断然有利ではあります。ところが、実際の損失額という点から見ると、宝くじの方が被害が少なかったというケースは多々あると思います。
もちろん、きちんとデッドラインを決めてスロットをプレイすれば問題はありません。
宝くじのリスク、それはべら棒に高いハウスエッジだけではありません。
管理人が最大のリスクと考えているのは、当選しているのに逃してしまうことです。
これには、当選番号チェックのし忘れと、当選番号のチェック間違いの2つのリスクがあります。特に前者のチェックのし忘れは、意外に多いと思います。
では、このリスクをなくすにはどうすればよいでしょうか?
ネットで買ってしまえばよいのです。当選チェックはきちんと行ってくれます。購入時に番号を通知するための郵便代50円がとられてしまいますが、当選チェック漏れのリスクを考えれば安いものです。
それに副次的な効果として、当選金が自分の口座に振り込まれます。末等の当たりを換金しない方も多いと思いますが、それはあまりにもったいないです。たとえ300円でも取り戻しましょう。
もし1億円が当たっていれば、当選した宝くじが盗まれるリスクもなくなります。
さらに、たいていの人が忘れていると思われる宝くじの日のお楽しみ抽せんのチェックも欠かさずに行ってくれます。