アンプリゾンルール(En Prison Rule)とは、カラーベットなどのイーブンマネーベットを行っているときに採用されるルールです。マイクロゲーミングのルーレットでは、ラ・パルタージュ(La Partage)と表記されています。
ゼロが1つのヨーロピアンルーレット(モンテカルロルーレット)の中に、アンプリゾンルールを採用しているルーレットがあります。ヨーロピアンルーレット(モンテカルロルーレット)とは別に、フレンチルーレットと名づけているカジノもあります。
イーブンマネーベットを行っていた際にゼロが出ますと、ふうつはそのままチップを没収されてしまいます。
ところが、このアンプリゾンルールが採用されているルーレットでは、下記(1)(2)の2つの選択肢のいずれかをとることができます(選択できる場合もありますし、どちらかしか選択できない場合もあります)。
(1)サレンダー
(2)アンプリゾン
※狭義のアンプリゾンルールとは、(2)のみを指します
(1)サレンダーを選択した場合は、その場で賭け額の半分が戻されます。つまり、損失は通常の半分ですむことができます。
(2)アンプリゾンを選択した場合は、いったん賭けたチップ額がアンプリゾンブロックに移されます。
たとえば赤に賭けてゼロが出た場合、赤のアンプリゾンブロックに移されます。
そして、次のスピンで賭けていたものが出現すれば(赤に賭けていた場合は赤が出現すれば)、賭けたチップはそのまま戻されます。
このため、ハウスエッジは通常の1/37(約2.7%)から0.5/37(約1.35%)に改善されることになります。
グランドバーチャルのフレンチルーレットでは、アンプリゾンルールが適用されるときに、サレンダーまたはアンプリゾンを選択することができます。

実験として赤・黒ともにベットしていましたところ、ゼロが出ました。
"全部サレンダーする"というボタンをクリックしますと、ただちに賭けたチップの半分が戻されます。そして新たなベットが始まります。
無視して、"Spin"ボタンをクリックしますと、ホイールが回り始めます。ここで赤(黒)が出ますと、赤(黒)に賭けたチップは無傷で戻されます。黒(赤)に賭けたチップは没収されます。
サレンダーして損失を半分で確定させるか、次のスピンに賭けて全額を取り戻すことに期待するかは、プレイヤーの考え方次第となります。どちらも期待値は変わりません。
なお、マイクロゲーミングのフレンチルーレットやクリプトロジックのVIPヨーロピアンルーレットでは、サレンダーかアンプリゾンの選択はなく、賭け額の半分戻し(つまりサレンダー)が自動的に適用されます。