日本時間6月11日(日)未明、米国三冠レース最後の一冠である第138回ベルモントS(G1、ダート12F)がベルモント競馬場で行われました。
人気は、ウッドメモリアルS(G1)を勝ったボブアンドジョン(Bob and John)、ケンタッキーダービー(G1)2着のブルーグラスキャット(Bluegrass Cat)、同3着のステッペンウォルファー(Steppenwolfer)が分け合う形となりました。
伏兵のジャジル(Jazil)が、最後方から4角で先頭に立ち、直線で追いすがるブルーグラスキャット(Bluegrass Cat)を振り切り戴冠しました。ジャジルは、ウッドメモリアルS(G1)は直線の追い込みだけでボブアンドジョン(Bob and John)の2着、ケンタッキーダービー(G1)ではブラザードレク(Brother Derek)とともに、バーバロ(Barbaro)の4着に入っていました。
2着にブルーグラスキャット(Bluegrass Cat)、3着はピーターパン(G2)を制していたサンリヴァー(Sunriver)が入りました。
人気を集めたステッペンウォルファー(Steppenwolfer)は4着、ボブアンドジョン(Bob and John)は8着に敗れました。
これで米国三冠ロードは終了です。あわせて、ボードッグカジノのスポーツブックで行われていた米三冠ベットでBCツアーも終了です。
1ヶ月半という短い期間でした。日本とは実に対照的です。なお競馬発祥の地であるイギリスでは、すでに三冠という概念はありません。以前は、2,000ギニー・ダービー・セントレジャーが三冠レースでした。
しかし、三冠馬ニジンスキーが凱旋門賞(G1)でササフラの強襲にあい、頭差の2着に敗れ去ってからセントレジャーに対する非難が強まりました。英雄ニジンスキーが負けたのは、凱旋門賞にセントレジャーから中1週の強行軍で臨まなければならなかったからだと。
その後の長距離レース受難の時代を経て、現在強い馬は、ダービー、キングジョージ、凱旋門賞を目指すようになっています。