プレイテックで先日、麻雀ゲームがリリースされました。しかし、内容は拍子抜けするものでした(詳細は、以下の記事に記載させていただいています)。
なぜ、このようなつまらないゲームになってしまったのか、カジノ側から考えてみました。
カジノ側からすれば、どんどんプレイヤーにお金を落としてもらわなければなりません。福祉事業ではなく営利事業なので、これは当然のことです。
パチンコや競馬もそうですし、商売とはそういうものです。どんどん商品を売って収入を得る、それが基本です。商品を買って顧客が満足を得るのとカジノでゲームをプレイしてプレイヤーが満足を得るのとは同じです。
それで、今回の麻雀ゲームですが、まずプレイヤーを満足させるためには、実際の麻雀と同じようにしなければなりません。配牌、ドラ決め、もちろん手作り、それらにリアリティがなければ誰もプレイしないでしょう。
カジノは、プレイヤーのお金の回転率が落ちるので、それは避けたいと思うかもしれません。パチンコの場合、球を弾けば弾くほどカジノの収入になるのですが(だからリアリティを実現できます)、麻雀の場合、プレイヤーが手作りしている間はカジノには収入は発生しません。
だからといって役を完成させたプレイヤーからテラ銭をとることもできません。バカラやポーカーと違い、勝者から一定金額を徴収するという文化が麻雀にはないからです。
ではどうするかといいますと、たとえば25,000点持ちの30,000点返しとして、5,000点分はカジノの収入にするという方法が考えられます。
こうすれば、1,000点10ドルとしても、プレイヤーの勝敗に関わらず50ドルをカジノの収入とすることができるのです。
もしプレイヤーが大勝した場合は困るという意見もあるでしょう。そうであれば、プレイヤー対コンピュータ(カジノ)にしないで、ポーカーのようにプレイヤー同士で戦ってもらえばよいのです。
最低2人以上、4人が理想だという制限はありますが、少なくともカジノはブラックジャックなどのプレイヤー対カジノという構図を採るゲームに比べて、安全に収入化を図ることができます。
ちなみに、現在カジノが、しきりにカジノゲームからポーカーゲームへ誘導しているのは、ノーリスクで収入化を図りたいからです。とにかく総賭け額を多くさせることができれば、その一定割合を確実に獲得できます。
カジノゲームでもハウスエッジがある以上、長期的にはカジノが儲かるのですが、カジノが負ける可能性もないわけではありません。
カジノにとっては、プレイヤー対カジノとするよりも、プレイヤー対プレイヤーとして安全に儲けたいのです。別にこういうやり方が悪いのではなく、至極当然といえると思います。
馬券は、プレイヤー対プレイヤーの典型例です。日本の場合、総賭け額から18%を控除(第一段階控除)、さらに勝者に配当される額から10%を控除(第二段階控除)と二段階で控除しています。なお、単勝と複勝は5%がバックされます。
単純にハウスエッジが25%とか20%にはなりません。第二段階控除があるために、高額配当ほど控除率が大きくなります。最大で30%程度になるはずです。射幸心を抑えるということで、このようなシステムがビルトインされているのはさすがだと思います。