本日2007年6月18日(月)付け日経金融新聞のトップに掲載されていた記事です。
「マイナー通貨に熱視線」というタイトルで、いわゆるエマージングマーケットの通貨で外国為替証拠金取引(FX)を行うことに関心が高まっているというのです。
「世界の政策金利」という欄に、先進国の政策金利とともに代表的なマイナー通貨の政策金利が掲載されていました。
※レポ金利・・・現金担保にかかる利息から債券の貸借料率を引いたもの。
太字で表示したのが、いわゆるエマージングマーケットの通貨です。通貨の名称はそれぞれ、アイスランドはクローナ、トルコはリラ、南アフリカはランドになります。
それぞれ金利が著しく高いのが特徴です。円などの低金利通貨を売り、これらの高金利通貨を買った場合、それだけ日々もらえるスワップポイントも高くなります。
ただし、これらの通貨は米ドルのような厚みはないため変動も激しいです。そのため安易にレバレッジを上げてスワップ狙いに走ると、一気にマージンコールがかかってお陀仏になりかねません。
そこで裏技ともいえる方法が流行っているそうです(既に有名なので驚くこともないですが)。
それは、米ドルを買ってオマーンリヤルを売る方法です。スワップポイントは1万通貨あたり50円程度と決して高くはありません。
ですが、オマーンリヤルは米ドルとペッグ(連動)しています。つまり、米ドルと同じように動きますので為替リスクがほとんどなくなるのです。
僅かな金利差に着目してハイレバレッジをかけるわけです。
確かにこのままペッグしていれば、金利差が逆転しない限り、ほぼノーリスクでスワップポイントを得ることができます。
しかしながら、2007年5月20日(日)にクウェートディナールが米ドルとのペッグ制から通貨バスケット制に移行したように、突然為替制度が変更される可能性があります。
もし現実に為替制度が変更となれば、為替レートは急変することでしょう。その際、ハイレバレッジをかけていれば・・・・・物凄く恐怖です。私には到底できません。