今年1月からドイツでオンラインギャンブル禁止法が施行されたと、今までお伝えしてきました。
(参考記事)
ドイツでオンラインカジノ禁止も係争中(2007.12.31)
オンラインカジノとドイツ禁止法との戦い(2008.1.10)
根拠は、海外の記事だったのですが、それらには"Germany online gambling ban"などと書かれています。
"ban"というのは、日本語に直すと「禁止令」とか「禁止法」という意味になります。少なくとも立法府(国会)、または立法府の委任を受けた行政府(内閣)が定めた法規範ということになります。
ところが、よく確認しますと、記事の中には"treaty"となっているものが少なからずあります。
カジノ関係者に聞きましたところ、正確にはやはり"treaty"であって、"ban"ではないとのことでした。
"treaty"というと、日本語に直すと「条約」が一般的です。しかし、今回はドイツ国内での話ですから、"treaty"は州の盟約といったところになるだろうとのことです。
"treaty"に該当する日本語はありませんので、2007年12月31日の記事では、私は"treaty"を「州の間の取り決め」と訳させていただいています。
そうなりますと、法律または法律の委任を受けた命令のような効力はないということになります。
この点は、一昨年アメリカで可決されたインターネットギャンブル禁止法(the Unlawful Internet Gaming Enforcement Act of 2006)とは大きく異なります。
もちろん、軽んずることはできませんが、州の間の盟約(取り決め)に過ぎないので、悲観的になる必要もないかもしれません。
今回の件で、たまたまエベレストカジノ、インペリアルカジノ他に聞く機会がありました。
今後も、ドイツからのリアルマネープレイを受け付けて行く方針とのことでした。