欧州委員会(The European Commission)が、ドイツのオンラインギャンブル禁止に対して、数週間のうち(おそらく今月末まで)に法的措置を採るかどうか決定することになりました。
(引用元)
EU moves toward ruling on German gambling law(インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(International Herald Tribune)、2008年1月15日)
ドイツのオンラインギャンブル禁止法(記事には"law"とあるので、ここでは法と訳しておきます)は、欧州連合からドイツを遠ざけてしまうことになります。
また、競争にさらされていた州運営のギャンブルを民間と競争させることをさせずに独占させてしまい、その結果としてオンラインギャンブルを追い払ってしまったアメリカに近づいてしまいます。
EGBA(The uropean Gaming & Betting Association)は、今週火曜日に委員会に対して、EUの規則に違反するのでドイツのオンラインギャンブル禁止法に対して、何らかの措置を採るよう勧告しました。
委員会は、昨年ドイツに対して、法律はEUの規則に違反していると思われることを警告していました。そして次のステップとして、委員会の見解を詳細に記した意見書を送っています。ドイツは回答するのに2ヶ月の猶予を与えられています。
(返答によっては)委員会は、この問題を欧州司法裁判所(the European Court of Justice)に訴え提起することもできます。
本格的にEUが動き出したようですね。
たとえば、ギャンブル中毒から国民を守るためという理由ならオンラインギャンブル禁止も正当化される余地があるでしょう。
しかし、自国の公営部門が営業するギャンブル会社を保護して、民間のギャンブル会社は排除するというのであれば、それは行き過ぎだと思います。