今週は、世界同時株安に揺れた1週間となりました。
オンラインカジノプレイヤーの中にはFXや株式をやる方も多いと思われますが、今週は気が気でなかったのではないでしょうか。どこまで落ちるか分からない恐怖、それは20年以上前のブラックマンデーさながらでした。
では、なぜ突然世界の株式は暴落したのでしょうか。
巷では、サブプライム問題、それを原因とするアメリカのリセッションなどが原因として言われていましたが、本当でしょうか。
2008年1月26日(土)付け日本経済新聞夕刊4ページのマーケット総合面に、「ウォール街ラウンドアップ」というコーナーがあります。
「連鎖株安の正体」とタイトルされたコラムに、今回の世界同時株安の原因と思われることが書かれています。
それは、フランスのソシエテ・ジェネラルの持ち高解消です。
ソシエテ・ジェネラルは、1月24日(木)にたった1人のトレーダーの不正取引が原因で49億ユーロ(約7,600億円)もの巨額の損失を出したことを明らかにしました。
損失は7,600億円なのですが、持ち高が730億ドル(約7兆7,000億円強)にのぼるとされています。
そして、その持ち高を解消するとなれば、市場へのインパクトは絶大なものとなります。最近の東京一部の売買代金が一日あたり3兆円とのことですから、もしその2倍に当たる金額が一気に取引されたら・・・・・
それで、その取引が1月21日(月)と1月22日(火)に執行されたとのことです。
確かに世界同時株安で市場が大揺れになった時期とぴったり重なります。
(記事では1月21日(月)と1月22日(火)なっていますが、私は1月23日(水)も執行されたのではないかと思っています。なぜなら、1月23日(水)は、アジア市場とアメリカ市場は大幅上昇したのに対して、ヨーロッパ市場は暴落したからです。)
そうなりますと、「不正取引の解消」という一時的な需給要因が今回の世界同時株安の原因だったということになります。
ですが、問題はこれからです。
市場では、いったん一定方向に傾き始めますと、なかなかそれが止まらないことがありますから(オーバーシュート)。