日経ヴェリタス第42号(2008年12月28日~2009年1月3日)の60ページに「'08ヴェリタス読者川柳」が掲載されていました。
今年の株価大暴落をテーマとしたものが多かったです、というかそればかりでした。
「塩漬けを長期投資を見栄をはり」(編集長賞)など秀作が粒ぞろいでした。私は、佳作の「美学とは粘りかそれとも引き際か」を個人的には気にっています。
それで、私も川柳を5つほど考えてみました。
「ごたくせん 売りつけ儲けた 評論家」
【 解説 】
株式評論家は、あの株が沸騰するなどと、いろいろごたくを並べます。
しかし、彼らはそういうまがいものの情報を売って、確実に儲けています。
実際に自腹を切って投資(投機)する人たちの懐などどうなってもよいのです。
自分がいったとおりにならなくても、責任をとるつもりは毛頭ありません。
これって、競馬の評論家と同じです。
「能書きや 理屈で動かぬ マーケット」
【 解説 】
アセットアロケーション、国際分散投資、パッシブ投資(インデックス投資)、現代ポートフォリオ理論(MPT)、効率的フロンティア、分離定理、効率的市場仮説、CAPM(資本資産評価モデル)、VaR(バリューアットリスク)などなど、奇奇怪怪な用語を駆使し、声高に自説の正当性を主張していた輩たちがいました。
ファイナンシャルプランナーの肩書きを持っていた輩たちも多かったと記憶しています。
はたしてそういう輩たちの言うとおりにマーケットは動いたのでしょうか。
否です。マーケットは生き物だということが証明されてしまいました。
※ちなみに、私は、MPTについて、ひととおり勉強しています。
「総崩れ それでも儲けた 奴はいる」
【 解説 】
みんなが損したなんてことは絶対にありません。
もしそうならば、損したお金はどこへ消えてしまったのでしょうか。雲散霧消してしまったのでしょうか。
そんなことは決してありません。
売り手と買い手がいる以上、お金は必ず売り手に渡っています。
買った人と売った人トータルで考えれば、ゼロサムゲームです。
手数料や税金を考慮すれば、マイナスサムゲームです。
今年は高く買って安く売ってしまった人が大損しただけで、その逆の取引を行った人は大儲けしています。
大儲けした人が見当たらないのは、大儲けした人が息を潜めているからです。
「搾取せむ 業者飛びつく CFD」
【 解説 】
ここ数年の間は、業者はFXの手数料で収益を上げていました。しかし、FXブームが一巡したのと業者間の競争が激しくなったので、うまみがなくなってきました。
そこで、次に目をつけたのがCFD(Contract For Difference)です。日本語訳しますと「差金決済取引」となって意味がよくわからなくなります。簡単にいいますとFXの拡大版です。
FXは外貨の証拠金取引でしたが、CFDは株式、商品、あるいは指数などさまざまな金融商品を対象にした証拠金取引です。
証拠金取引である以上リスキーです。レバレッジの慎重に管理する必要があります。
そのCFDは、日本ではまだ普及していません。来年あたりが、CFD元年になるのではないかといわれています。
もしCFDをやるにしても、私はブームが起きて業者間の競争が激しくなってからでしょう。
理由はいたって簡単です。ボーナスハンティングを狙えるからです。
「ギャンブルは ネットカジノが 一番よ」
【 解説 】
今年の締めです。解説不要でしょう。お後がよろしいようで。
この記事を以って、2008年を締めさせていただきます。
また来年も「オンラインカジノウィズダム」を、どうぞよろしくお願い申し上げます。