昨今、スポーツブックにおけるアービトラージが話題になっています。
少し前jに発売された「Yen Spa!(エンスパ)」(正しくはYではなく円の記号)の2010年夏号136ページには2ページにわたり、「海外ブックメーカー攻略法」の特集が掲載されています。
オンライン口座としてNETELLERが紹介されていましたし、海外ブックメーカーとしてボードッグとベット365が紹介されていました。
ご存じとは思いますので、アービトラージ(裁定取引)についての説明は省きます。要は、ノーリスクで利益を計上しようとする方法です。
このアービトラージ、実際には存在します。よく話題となるのが、日経平均の現物株と先物の間で行われる裁定取引です。
裁定買い残とか裁定解消売りとかの言葉を新聞紙上あるいはネット上で聞いたことがあるかと思います。
もっとも日経平均の裁定取引は多額の金額を要することから、個人で行うのはほぼ無理です。機関投資家が行っています。
さて、スポーツブックのアービトラージ(裁定取引)ですが、これも現実にはあり得ます。しかし、もともと利益幅が低い上に、誰かが見つけるとすぐに解消されてしまいます。
なぜなら、割安なオッズ(あるべきオッズよりも高いオッズ)に賭ける人が多くなければ、ブックメーカー側は、そのオッズを低く設定し直すからです。
とするならば、そもそもアービトラージはそうそう発生しないし、もし発生したとしてもそれを利用する機会を自分が見つけるのは至難の業と解すべきでしょう。
先に挙げたYen Spa!(エンスパ)では、アービトラージの情報を提供してくれるサイトを紹介していますが(あえてここでは紹介しません)、これについては私は疑問符をつけます。
なぜなら、アービトラージが発生しているのであれば、自分が利用すればよいだけで、何も他人に知らせる必要はないからです。まあ、手数料が月30ユーロとられるそうなので、その手数料目当ての情報提供とすれば納得がいきますが。
私もスポーツブックは好きですが、アービトラージは狙いません。あくまで自分の趣味で賭けを楽しんでいます。