【カウンティング】
カードが使用されるたびにカウント値をプラスまたはマイナスし、計算されたカウント値によって賭ける金額を上げ下げして、期待値を高めようとする方法。ブラックジャックの場合、カウント値によってベーシックストラテジーも修正する。前回のゲーム結果が次回のゲーム結果に影響する非独立事象のゲームで有効な方法である。
カウンティングは、通常はブラックジャックで使われるが、バカラでも使えないことはない。ただし、オンラインカジノの場合、毎回シャッフルされることが多いので、カウンティングは有効ではないと考えた方が無難である。
ブラックジャックにおいては、テンカード(10、J、Q、K)が残りのカードに多くあるほどプレイヤーに有利となる。逆に3~6などの小さいカードが残りのカードに多くあるほどプレイヤーに不利となる。
カウンティングには、Hi-Opt1、DHM、Braun、Ustonなどいくつかの種類がある。一例を挙げれば、テンカードが出るたびにマイナス1としてカウントし、3~6が出るたびにプラス1としてカウントする。カウント値がプラスであれば、残りのカードにテンカードが多いことになるベット額を上げる価値が出てくる。
カウンティングを開発したのは、エドワード・O・ソープ(Edward.O.Thorp)博士である。その著書「ディーラーを打ち負かせ」"Beat the dealer"(1962)で、このカウンティングが紹介され、それまで二流ゲームだったブラックジャックが一流ゲームとなった。またカジノにブラックジャックのルールを変更させる原因にもなった。
ソープ博士自身は、カウンティングをカジノで実践して荒稼ぎしたといわれている。その後、数多のカードカウンターが登場したが、最も有名なカードカウンターはおそらくケン・ユストン(Ken.Uston)であろう。
ちなみに、カウンティングは現在でもランドカジノでは有効ではあるが、カジノもかなり警戒しており、カードカウンターとみなされると出入り禁止処分を食らうこともある。現在は、出入り禁止ではなくフラットベットを要求するに留めるというところが多いらしい。
【柏木昭男(かしわぎあきお)】(人名)
20世紀最高のハイローラーと称される男。1990年5月、トランプ・プラザとの6日間の決闘はあまりに有名。勝負種目はバカラ。この決闘で、1,000万ドル(約15億円)の敗北を喫してしまう。しかし、それまでに2,600万ドル(約39億円)を稼いでいたというから恐れ入る。
【旗艦カジノ】
グループの中心となるカジノのこと。フラッグシップカジノ(Flagship Casino)ともいう。あえて旗艦カジノを置かないグループもある。
【期待値】
理論上の配当のこと。1から期待値をマイナスすると控除率になる。控除率があるため、通常カジノのどのゲームでも期待値が100%を超えることはない。だが、まれにボスメディアのシングルデックブラックジャックのような期待値が100%を超える(僅かだが)ゲームも存在する。
【基本戦略】
期待値を最大にする最適な戦略のこと。詳しくは、「ベーシックストラテジー」を参照。
【禁止ゲーム(Prohibited Games)】
ボーナスをもらい最低賭け額条件をクリアする上で、プレイしてはいけないゲームのこと。除外ゲームをプレイしても賭け額にカウントされないだけだが、禁止ゲームをプレイした場合はボーナスを没収されてしまう。厳しい制裁が下されるので、十分注意が必要である。
禁止ゲームが登場してきた背景には、あくまで推測であるが、ブラックジャックなどの一撃ベットでクレジット残高を増加させた上で最低賭け額条件をクリアしようとするプレイヤーが増大してきたことが挙げられるであろう。
【グランドバーチャル(Grand Virtual)】
代表的ソフトウェアの一つ。インペリアルカジノ他、エベレストカジノが使用している。早くから日本語に対応していたため、オンラインカジノ草創期から日本人プレイヤーが多いことでも有名。他の大手ソフトウェアの日本語化で凋落気味だったが、ユニークなスロットを次々とリリースして復活した。
【クリックツーペイ(Click2Pay)】
代替決済手段の一つ。電子上の財布の役割をする。ネッテラー(NETELLER)と同じようなもの。ネッテラーより使えるクレジットカードが多い。ただし、レイティングに基づき購入限度額が決まるため使い勝手が悪い。当初「革命的な決済手段」という触れ込みで登場したが、低迷気味である。
【クリプトロジック(Cryptologic)】
代表的なオンラインカジノソフトウェアの一つ。マイクロゲーミングに大きく水を開けられていた感があったが、最近では意欲的なスロットが数多く登場し、急追している。テキサスホールデムポーカーなどユニークなゲームもある。マーベルシリーズスロット、ラピッドファイアースロットなどのランダムジャックポットもあり興味深い。
看板ゲームは、ミリオネアズクラブスロットである。ミリオネアズクラブスロットやラグズトゥリッチーズスロットスロットにしろ、クリプトロジックのプログレッシブスロットは緩やかにジャックポット金額が上がるものが多いことが特徴である。
なお、バージョンアップは、インターカジノ(英語版)が最も早い。
【控除率】
理論上のカジノ(ハウス)の取り分のこと。ハウスエッジともいう。1から控除率をマイナスすると期待値になる。カジノは「賭け」を売って、売り上げを上げている。そのためすべてのゲームに控除率がビルトインされていて、長期的には必ずカジノが儲かるようになっている。だが、ボスメディアのシングルデックブラックジャックのように、僅かではあるがまれにハウスエッジがマイナスになるゲームも存在する。
【コンプ】
コンプリメンタリー(Complimentary)の略称。カジノで賭けをした場合に、勝敗にかかわりなくもらえるサービスのこと。当然賭け額が多くなればなるほど、もらえるサービスの質は高くなる。
ランドカジノでは、飲食代や宿泊代を無料にしてくれたり、あるいは入手困難なはずのボクシングの観戦チケットをもらえたりする。ハイローラーともなると、リムジンでの出迎え、あるいはマッカラン空港(ラスベガス)へのチケット(ファーストクラス)などをもらえるらしい。
オンラインカジノでのコンプといえば、一定ポイントが貯まるとチップに交換するのがほとんどである。1,000ドル賭けると1ドル分のチップに交換してくれる(コンプ率0.1%)のが原則である。しかし、ゲームによってコンプ率が異なることが多く、たとえばスロットなどではコンプ率が高くなるが、ブラックジャックなどでは低くなる。場合によっては、コンプの対象とならないゲームもある。
さらに、プレイヤーのレベルによってコンプ率も異なってくる。スロットなどで賭け額が多くなるとプラティナムレベルやゴールドレベルに認定されたりするが、同時にコンプ率も上がることがほとんどである。
ランドカジノの場合、コンプを得るには登録が必要である(賭けているとマネージャーが寄って来たりする)。最近のランドカジノでは、ゲームにコンプカードを挿入してコンプを加算するところもある。
オンラインカジノの場合、コンプは自動的に貯まることが多いが、中にはコンプ専用のアカウントを開かなければならないところもあるので注意が必要である。また、オンラインカジノでは何ヶ月かプレイしないとコンプがリセットされゼロになってしまうこともある。