パイゴウポーカーは7枚のカードを、5枚のカード(ハイハンド)と2枚のカード(セカンドハンド(ローハンド))に分けて、その2つのハンドの強さによって勝敗を決めるポーカーゲームです。手役は普通のポーカーで使われるものを使います。
ハイハンドの方がセカンドハンドより強い手役でなければならず、セカンドハンドの方に強い手役を作ってしまいますと、その時点で反則負けになります。
プレイヤーのハンドが2つともにディーラーのハンドより強ければ、プレイヤーの勝ちとなります。どちらかが勝ちでどちらかが負けの場合は、プッシュとなります。
そして、プッシュがたいへん多いことがこのパイゴウポーカーの特徴で、そのためにブラックジャックなどに比べチップが大きく増えたり減ったりすることはまずありません。
また、コピーハンド(ディーラーとプレイヤーが全く同じハンド)の場合は、プレイヤーの負けとなります。
つまり、ハイハンドとセカンドハンドがともにコピーハンドの場合や、ハイハンドが負けで、セカンドハンドがコピーハンドの場合は、プレイヤーの負けになります。
ハイハンドのコピーハンドは少ないものの、セカンドハンドのコピーハンドは結構多いです。
なお、プレイヤーが勝った場合は、5%のコミッション(手数料)をとられます。チップの増減が小さい代わりに、ハウスエッジは約2.85%と高いです。
ジリ貧傾向になることが多いゲームではありますが、最低賭け額条件(Minimum Wagar Requirements)をクリアするためにブラックジャックやJacks or Betterが使えない場合や、ボーナスが減ってもいいからいくらかでも残したいという場合に有効なゲームだと思います。
ブラックジャックやジャックスオアベタービデオポーカーのベーシックストラテジーについては数多くのウェブサイトで掲載されています。
しかしながら、意外にもパイゴウポーカーのベーシックストラテジーについては、あまり多くのウェブサイトで触れられていません。
おそらくパイゴウポーカーのベーシックストラテジーは正確なものが確立されていないからではないかと思います。
当サイトでは、House Way(ハウスウェイ)、つまりカジノ側のプレイ方法を掲載します。ただし、ハウスウェイは負けないことを優先しているため、保守的とも言われています。また当サイトで掲載するハウスウェイとは異なるハウスウェイも存在します。
最後に、ひとつだけ注意点があります。それはジョーカーの役割です。
ジョーカーはオールマイティではありません。まずは、ストレートやフラッシュの代札として機能します。それ以外は、常にAとなります。
たとえば、ダイヤが4枚とジョーカーがある場合は、この5枚でフラッシュが完成します。ストレートも同様です。ところが、たとえば8が3枚とJが1枚、そしてジョーカーがある場合は、ジョーカーはJの代札として機能せずAとなるため、フルハウスは完成せず、スリーカードのままとなります。
| ハウスウェイ | |
|---|---|
| (1) | ノーペア |
| 第1位のハイカードをハイハンドに、第2位と第3位のハイカードをセカンドハンドにします。 | |
| (2) | ワンペア |
| ワンペアをハイハンドに、残りの中で第1位と第2位のハイカードをセカンドハンドにします。 | |
| (3) | ツーペア |
| (a)どちらかが9以下のペアの場合は、ツーペアをハイハンドに、残りの中から第1位と第2位のハイカードをセカンドハンドにします。 | |
| (b)ともに10以上のペアの場合は、高い方のペアをハイハンドに、低い方のペアをセカンドハンドにします。 | |
| (c)ともに10以上のペアの場合でかつ残りのカードの中にAがある場合は、ツーペアをハイハンドに、A(第1位)と第2位のハイカードをセカンドハンドにします。 | |
| (4) | スリーペア |
| 低いランクのペア2つをハイハンドに、高いランクのペアをセカンドハンドにします。 | |
| (5) | スリーカード |
| (a)スリーカードをハイハンドに、残りの中から第1位と第2位のハイカードをセカンドハンドにします。 | |
| (b)Aのスリーカードの場合は、Aのワンペアをハイハンドに、A(第1位)と第2位のハイカードをセカンドハンドにします。 | |
| (6) | ストレート |
| (a)ストレートしかなければ、ストレートをハイハンドに、残りをセカンドハンドにします。7枚ストレートのときは、ハイカード2枚をセカンドハンドにします。 | |
| (b)10以上のペアが2つある場合は、(3)(b)or(c)に従います。 | |
| (7) | フラッシュ((ロイヤル)ストレートフラッシュを含む) |
| (a)フラッシュしかなければ、フラッシュをハイハンドに、残りをセカンドハンドにします。7枚フラッシュのときは、ハイカード2枚をセカンドハンドにします。 | |
| (b)10以上のペアが2つある場合は、(3)(b)or(c)に従います。 | |
| (8) | フルハウス |
| スリーカードをハイハンドに、ワンペアをセカンドハンドにします。 スリーカードとツーペアの場合は、スリーカードと低いランクのペアのフルハウスをハイハンドに、高いランクのペアをセカンドハンドにします。 | |
| (9) | フォーカード |
| (a)8以下のフォーカードの場合は、フォーカードをハイハンドに、残りの中で第1位と第2位のハイカードをセカンドハンドにします。 | |
| (b)9以上のフォーカードの場合は、ワンペアに分けてハイハンドとセカンドハンドにします。 | |
| (c)9以上のフォーカードの場合でかつ残りのカードの中にAがある場合は、フォーカードをハイハンドに、A(第1位)と第2位のハイカードをセカンドハンドにします。 | |
| (10) | ファイブエイシーズ(Aが4枚とジョーカー) |
| Aのスリーカードをハイハンドに、Aのワンペアをセカンドハンドにします。 | |